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開業された方々の声

【50歳で早期退職】
家族と自分の好きな事で独立の道へ

和田 隆行さん/エリア:茨城県/2010年加盟/前職:会社員(管理職)

独立のきっかけ

私は数々の会社で管理職として働いており、忙しいことが多く家族に構えませんでした。特に三男には何もしてやれず、今でも出勤時に三男が泣いていたのがカーテンの隙間から見えたことを思い出します。50歳を過ぎた時、今までの会社員生活を振り返り「これからは家族の時間を大切にしながら自分が好きなことをやろう!」と早期退職をして独立を決意。複数の企業からヘッドハンティングの申し出がありましたが、会社員の道ではなく独立を選択しました。
というのも会社員時代リーマンショックの影響で社員をリストラする立場になったり、単身赴任で家族と離れ離れで暮らしたりだったので家族の時間を大切にしたいと思ったからです。また昔から車やバイクが好きだったことや職人への憧れもあり独立という考えに至りました。
妻に相談したときは「仕事しないで遊んでいてもいいから何もしないで」と大反対されました。そんな時、一番面倒を見られなかった三男が「トータルリペア一緒にやろうよ」といってくれて、妻も一転して賛成してくれました。今では息子と二人三脚で頑張っています。

営業は?

水戸にちなんで3月10日に開業しました。しかし、次の日に東日本大震災が起こり、電気や水道が止まり、作業場もとても施工ができるような状態ではありませんでした。4月は何もできませんでしたが息子の励ましもあり技術訓練をしっかりやりました。5月に入り営業を開始。
ある高級ディーラーに営業に行った際、始めは軽くあしらわれてしまいました。何度か挨拶をしに通っていると後日そこから連絡が入り、国産高級車のホイールの受注がありました。実際に直したホイールを見て腕を認めてもらい信頼をしてもらうことが出来ました。現在では良き取引先になっています。
営業で大事にしていることは当たり前の基礎を徹底すること。挨拶はもちろん、納品時には仕上がりを伺います。その時のリアクションを真摯に受け止め、息子と共有し次回はより良いものを提供できるように活かしています。

やりがい

本部が支給してくれているツールをもとに自分で営業ツールを作っています。そういったものを自分たちで作ることで必要な情報が自然と頭に入り、商品やサービス、施工のことなど全てお客様に説明することができます。
現在の目標は毎日仕事があること。息子に「親父、いつ休めるの?」といわれる環境を作りたい、そして私が会社に勤めていた頃と同じくらいの給料を息子が稼げるくらいになってほしいと思っています。

日ごろのエピソード

開業したばかりのころ、腐食の進んでいるリペアが困難なホイールを息子と2日かけてなんとか施工しました。最後の仕上げをする際、ホイールから一瞬手を離してしまい、転がってしまいました。ホイールは小石に当たってしまい、結局、再度施工しなおすことに。心の底から息子に謝ったのはあの時だけかもしれませんね(笑)