本当に必要な情報だけを届ける

さて、ふれあいレディーを根幹とする情報産業のプラネッツでは、情報というものに、いったいどのようなコンセプトをもっているのだろうか。次は、そのあたりを探っていこう。
まずは、三上自身のことば。
「うちの場合は全国のフランチャイズをコンピュータ回線でつないで、全国のふれあいレデイ
ーがっかんでくる一軒一軒の情報をデータべースとしています。このデータべース自体すごいんですけど、問題は、それをどのように活用するかです。プラネッツの役割は、むしろ、そちらのほうにあると考えている。プラネッツというのは、なにも情報屋で、情報を集めて売ろうというのではないんです。その情報をもとに、企業が消費者にアプローチする時に、すこしでもターゲットを絞る手伝いをする。これが基本なんです。
だから、簡単にいってしまえば、テレビコマーシャルとか新聞広告とかチラシとか、いろいろな広告媒体がありますが、これは不特定多数を対象としたものです。これを本当に必要な人にだけ伝えるようにする。家を買いたがっている人には住宅の情報を、家具を買いたがっている人には家具の情報を、というように、本当に情報を必要としている人にその情報を伝達いく。これがプラネッツなのです」
たしかに三上のいうように、いまの社会では情報が豊延しすぎて、必要な情報が、それを必要としている人間に届いていない場合がおうおうにしてある。新聞のチラシは多すぎて、そのままくず箱行きになるケースが多い。情報社会というのは、ある意味で、情報の粗製乱造社会、大量廃棄社会でもあるわけだ。それをしぼりこもうというのがプラネッツなわけだが、ではその鍵をにぎるふれあいレディーは、いったいどのようにして養成するのだろう。