“ふれあいレディ”育成のノウハウ

さて、これらのネットワークは、どのように運営されていくのだろうか。
フランチャイズの基本がふれあいレディーであることはすでに書いたが、フランチャィズ加盟者は、ひとつの地域(10万世帯)で200名のふれあいレディーを確保しなければならない。しかし、これだけの数の女性を、たった4人で業務管理できるノウハウをプラネッツはすでに確立しているのである。参加申し込みからわずか3か月で、ふれあいレディーの確保から、企業への営業までができてしまうのである。
加盟金は200万円~1500万円(契約エリアの達成率により異なる)。コンピュータシステム一式1100万円。ロイヤリティー月額基本料金10万円。
この値段を高いと見るか、安いとみるかは、プラネッツそのものに、ネットワーク化のノウハウがどれだけ蓄積されているか、そして、プラネッツの全国ネットワーク構築後に生まれる新しいメリットをどう受けとめるかという点にかかっているだろう。
素人考えでみれば、まずは200人ものふれあいレディーが集まるかどうかが心配になってくる。彼女たちの収入は当初月に2~3万円を目標とするというから、パートの仕事としては、けっして高いほうではあるまい。
三上はいう。
「われわれの組織は、情報産業ですけれど、基本はすべてふれあいレディーが握っているわけです。ふれあいレディーがいかに組織されているか、にすべてがかかっているといってもよい。そのふれあいレディーも、集めれば集まるんですが、最初のうちは、2,3割はすぐに辞めてしまう。入れ替わりがすごく激しいんですね。ですから、中心となるふれあいレディー(リーダー)をどう育成していくかにポイントがかかっているわけです。そのノウハウが蓄積されているんです」
どうやら、プラネッツの場合も、最初からうまくいっていたわけではないようだ。
じつは、まだ問題があった。宅配のポスティングは、細かい作業の連続なので、予想以上に経費がかかってしまうというのだ。配布の売り上げはあっても、それ以上に経費がかかり、赤字にあってしまったことも当初はあったという。
そのあたりをクリアーしたプラネッツが、今後どのような展開をしていくのか、これから眼がはなせないところである。