ピーンときて、すぐに電話

では、ここで会員の意見に目をむけてみよう。茨城県つくば市でテニスクラブ、スポーツクラブを経営している千ヶ崎勝己氏は、ある日のブロック会議で入会の動機を次のように語っている。
「以前は、JC(青年会議所)をやっていまして、JCは無事卒業しまして、OBになりました。トータル・ライフ・コミュニティーに入ったきっかけというのは、“50億”(JCの会員誌)を見たのがきっかけなんです。“ここは”となんかピーンと来るものがあったんですね。なんとなくですけど。それでぱっと電話しましたら、中村さんが出まして、『2日後にうかがう』というんです。じつは、うちで家内に話しましたら、『なんかおかしいんじゃない』っていうんです。2日くらいで東京から飛んでいくっていうのは、そんなバカな話はないっていうわけです。でも、来るっていうから、話し聞くだけだからいいじゃないかってわけで。
じつは、その前にですね、そういう話があったわけです。芸能人でよく“太陽にほえろ!”に出ていて“ ボン”とかいう宮内淳とかいうのがいましたよね。それからも電話がかかって来たんです。それも、地元の企業で活躍している人にインタビューがしたい、とぜひ会いたいというわけで。へー芸能人がくるんだってさ、うちのクラブも有名になったもんだと、会員からなにから集めまして、待ってたんですね。で、インタビューがいろいろあったわけです。終わるときにいったんです。これを2ページにすると40万円、半頁にすると20万円。いかがなさいますかときたわけですね。で、そういうのがありましてね。やはり、そういう類のものではないかと、一瞬疑いをもったんですね。で、周囲もまたそうじゃないかなと。それも早かったんです、電話がかかってきてね、そういうのがあったもので……。
ともかく電話の感じでね、人と人の出会いって不思議なもんでしてね、ぼくが電話を聞いてるから、周囲の人間は話だけで聞いているから信じない。何か電話から感じるのが、あってみたいなという感じだったんで。
中村さんとお会いしまして、そしたら妙に話が合っちゃいまして。まっ、裏話になるんですが、あの日、迎えにいってるんですね。何で迎えに迎えに行くんだろうって、いや、何となくそうさせちゃったんです。そんなことしないですよ、普通は。
話してて、帰るときには、もう、『東京に来て理事長に会って下さい』っていう話になりまして、とんとん拍子で、あった日にもうなぜかトータル・ライフ・コミュニティーに入っちゃった気になってまして。『今度会うときはお金振り込んで』という実に簡単に入ってしまったと。ですから、疑う疑わないというんではなくて、人に惚れて入ってしまったと。で、共済のことなんか、よくわからない。あとで、『共済って何ですか』っていったら、中村さんが、『ぼくは、あの日ずーっとそれを説明してたんですよ』って。ぼくが聞いていたのは、理事長の人柄とかね、トータル・ライフ・コミュニティーにどういう人がいるとかね。で理事長に会った時に、その話がいい加減なものじゃないということが、一目会った時に感じたんですね。話がそのままで、すぐビデオとか送ってきましてね。それを見たとき、皆が理事長をほめるんです。よく作られているなと思ったんですけど、実際に私が総代会で話した時は、同じように褒めてしまっているんですね。だから、その時に、『ああ、あれは嘘じゃなかったんだな。本心からいったテープだったんだな』と。
なんでこんなに褒めてんのか、多少疑いはあったんですが、理事長と2度会っただけで、何もいわずに入ってしまった、というのが現状なんですよね。
最初に出たのが、確か総代会かブロック会議なんですよね。ブロック会議に最初に出て、そこでお会いしたメンバーの皆さん、またすばらしい人達で、あっ、これはやっていけるなと。あとでいろいろな、年の話になって、私が一番年上かなと。みなさん、若くて、ほんとに頑張ってやっているなというのが、非常に実感ですね」
話を聞いていると、ほとんど予定されたベルトコンベアーに乗ったようにして入会した千ヶ崎であった。しかし、それも山口恭一の魅力のなせるわざなのだろう。
結局のところ、トータル・ライフ・コミュニティーに参加しているメンバーは、千ヶ崎のように、山口恭一の魅力に惚れ込んで参加しているということなのである。