こんなにある会員のメリット

さて、実際に入会するとどういうメリットがあるのだろうか。トータル・ライフ・コミュニティーが発足して2年たった現在、会員企業は約40社あるが、彼らの多くは山口恭一個人に魅力を感じて入会しているように見受けられる。山口恭一個人の人脈や考え方、フランチャイズのノウハウを学びたいと思って入会する者が多いようだ。
それはともかく、とりあえず、入会すると、どういうことになるのだろうか。
入会した会員は、アイディア会議とブロック会議に参加する資格が得られる。これも、募集要項のなかの一文を引用してみよう。
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・アイディア会議とは?
毎月一度開催され、300万円の出資金を払い込んだ会員企業が出席できます。
ブロック会議は、年1回のみ参加できます。(他に全国総会出席可)
異業種の営業ノウハウや新規事業戦略の公開、グループ別ディスカッションによる提案会議、共同事業の企画・立案など全国の異業種の生きた情報を実践的に交流できるプログラムとなっています。

・ブロック会議とは?
隔月に地域ブロック別(全国5ブロック)で開催され、20万円の入会金を払い込んだブロック会員が出席できます。会員企業はその地域のブロック会議でも何回でも自由に出席できます。アイディア会議に準じた効果的なブロック同士の積極的な交流も活発に行われています。
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ここでついでにブロック会員のことにふれておこう。
正会員は出資金300万円が必要であるが、こちらのブロック会員は入会金20万円、月会費1万円となっている。そのかわり、アイディア会議への参加が年1回だけと限定されているのである。
掲載したプログラム例を参照していただければ、だいたいのところはおわかりいただけると思うが、このアイディア会議では、会員企業がもっているノウハウを公開したり、たとえば「人材不足」といった会員企業共通の問題についてディスカッショッンが行われたりしているのである。
アイディア会議では、業界の異なった経営者が発言することによってさまざまな情報が得られる。経営形態も違えば、賃金水準も違う、社員教育の方法もまったく違う。そんな経営者が集まって熱心に討論を交わすのだから、経営上の参考になることが多いはずだ。しかも、全国から集まってきているので、オープンな話ができる。同一地域の人間が集まっていれば、やはりライバルなのだから、すべて本音というわけにはいかない。
さらにまた、平成元年度になって、あたらしく設けられたメンバーの特典がある。
5回をワンクールとするフランチャイズセミナーが開催され、山口恭一自身によるコンサルティングが行われるのである。
セミナーは、ビジター10万円のところ、会員企業は1万8千円。コンサルティングは、ビジター10万円のところ、会員企業は無料となっている。
これらのセミナーやコンサルティングは、アイディア会議の当日や翌日に行われ、会員が参加しやすい形になっている。
セミナーは、朝10時30分から夕方の5時までで、会議、ミーティング、幹部・営業・女子社員教育、フランチャイズ事例研究、広報対策、契約書・マニュアルの作成方法、フランチャイジーの募集・研修・指導などと、非常に盛りだくさんな内容になっている。そのセミナーには、会員企業の幹部も参加することができる。
このコンサルティングは、山口恭一自身が、新規事業立案や営業方法の提案などを行うもので、さまざまな経営上のアイディアが出てくるし、直接人を紹介する場合もある。また、話をしているうちにユニークなアイディアが浮かんだ場合には、山口恭一がニュービジネスの提案書を書くこともある。
提案書そのものは無料だが、その提案が採用され、ビジネスとして動きはじめ、実際に利益があがった場合には、1パーセントないし5パーセントのロイヤリティーフィーをトータル・ライフ・コミュニティーに払うシステムになっている。そして、ここでの利益は、またトータル・ライフ・コミュニティーの活動資金にまわされるのである。